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寝たきりの老犬が食べ物を食べない原因や3つの対策法
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あなたは、「自分とこのワンちゃんが何も食べなくなったけど、ひょっと死に近づいているのでは!?」と、愛犬のことが心配になっていませんか?
そこで今回は、寝たきりの老犬が食べ物を一切食べなくなった原因や4つの対策法を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
なぜ寝たきりの老犬が食べ物を食べなくなるの?
そもそも、なぜ老犬(小型犬は12歳以上、大型犬は7歳以上)になると食べる量が減るかと言うと、以下の2つの理由が考えられます。
- 体の基礎代謝が落ちたから
- 犬の食事に対する嗜好(好み)が変わっているから
犬も人間と同じで年を取ると、筋肉・骨・臓器の働きが弱くなってくるので体の基礎代謝が低下していきます。犬の基礎代謝とは、生命維持に必要なエネルギーのことですね。
特に寝たきりの犬になると1日中じっとしているので、そこまでエネルギーが必要ではなくなるから食べなくなる傾向はあります。
また、私たち人間にも「若いころは肉ばっかり食べてたけど、年を取ったら野菜が好きになった」という事がありますが、犬だって年を取ると、体に必要な栄養素が変わっていくので食事の嗜好も変わります。その影響で、今まで食べていた食べ物を一切受け付けなくなる場合もあります。
寝たきりの老犬に食べさせる3つの対策法
では、どのようにして寝たきりの老犬の食べ物を与えるかと言うと、以下の3つの方法を実践しましょう。
1、ドッグフードや食べ物をふかして食べやすくする
老犬の中には、歯が弱くなったり抜けたり口や歯茎の筋肉が弱くなって食べにくくなったから、今までの食事を取らなくなる場合もあります。
なので、今まで与えていたドッグフードなどの量を少なくして、そのドッグフードや水やお湯でふかして与えることで食いつきがよくなる場合があります。
先ほども言ったように、老犬は胃腸の働きが弱くなって消化活動が衰えているので、お粥のように消化しやすくする工夫が必要なんですね。(ミキサーを使うと理想です)
また、水やお湯の代わりに牛乳やミルクでふかすのも栄養満点で良いですが、犬によっては腸内の酵素「ラクターゼ」が不足しているせいで逆に下痢を起こしてしまうリスクもあるので、水やお湯でふかすことをオススメします。
2、今まで食べていたドッグフードや手作り食を変えてみる
今まで大好物だったドッグフードを、別のメーカーのドッグフードに変えたり手作り食に切り替えることで、ワンちゃんの食欲が進む場合もあります。
私たちもいつもは肉が好きなのに、病気になった時は「肉じゃなくてうどんが良いなー」と思ったりもしますが、犬も同じように感じている可能性があるのです。
例えば、胃腸の負担が少ない無添加のドッグフードに変える、無塩の鶏がらスープを食べさせる、キャベツ、大根、小松菜などの胃腸に優しい野菜を与える、などの対策が考えられます。
3、無理やり食べ物を与えずにワンちゃんのペースを守る
飼い犬が全く食べ物を食べない日が続いたら、飼い主としては「このまま死ぬんじゃないか」とかなり心配になると思いますが、無理に食べ物を与えようとせずに、犬が食べられるものを探して自分のペースで食べさせるようにしましょう。
また、老犬の場合は体が衰えているせいで食べたくても食べれない場合があるので、飼い主がスプーン等を使って犬の口まで食事を運ぶようにしましょう。(この時も、無理やり口の中に入れてはダメです)
もし、それでも食べない場合は、食事用の注射器を使ってワンちゃんの頬の内側や舌の上に食べ物を乗せる、と言うのも手です。注射器は、ペットショップやネットで1000円程度で売られているので、試してみる価値はありますよ。