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寝たきりの老犬が下痢を繰り返す時の3つの対処法
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あなたは、飼っている寝たきりの老犬が毎日下痢を繰り返すのを見て、「このままだと体に悪いんじゃ・・」と不安に感じていませんか?
確かに、老犬が下痢を繰り返すのは健康に害しかありませんが、適切な対処法を行うことで寝たきりの老犬の下痢を抑えることができますよ。
そこで今回は、寝たきりの老犬が下痢を繰り返す時の対処法を3つ紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
なんで寝たきりの老犬が下痢をしてしまうのか?
そもそも、なんで寝たきりの老犬が下痢を繰り返すのかと言うと、「胃腸の働きが悪くなっているから」です。
健康な犬の場合は、胃で食べ物を消化してドロドロにした後に小腸や大腸で食べ物の栄養素を吸収します。
そして、栄養素以外のゴミは大腸の中でウンチになります。
しかし、老犬になって胃腸が弱くなってしまうと、食べ物を上手く消化・吸収ができなくなるので、本来吸収されるはずの栄養素が大腸の中に残って腐ってしまうのです。
そうなると、犬の体が「大腸に変なものが混じってる!」と思ってしまい、その変なものを無理やり出すために下痢をしてしまうのです。
老犬の下痢を治す3つの対策法とは?
では、具体的にどんな方法で老犬の下痢を治すかと言うと、
- 胃腸の働きを改善する栄養素を取る
- 胃腸に負担にならない食べ物を与える
この2つを心がければ良い、と言うことになります。
そのためにも、以下の3つを実践しましょう。
1、消化の良い食べ物を与える
下痢をしがちな老犬には、胃腸の負担にならないように消化の良い食べ物を与えるのが一番です。
例えば、炭水化物を取りたいなら「おかゆ、うどん」が良いですし、タンパク質であれば「湯豆腐、白身魚」がオススメです。また、ビタミンを取りたいなら「ほうれん草、小松菜、バナナ」が良いです。
人間と犬の胃腸の役割はそれほど差はないので、要は、人間にとって消化の良い食べ物が犬にも良い、と考えればOKです。
2、胃腸の働きをサポートするビタミンを取る
ビタミンB1は糖質の代謝を助けて、ビタミンB6はタンパク質・脂質の代謝を助ける効果があるので、これらの栄養素を含む食材を食べると、老犬の下痢の緩和に役立ちます。
ビタミンB1は「豚肉・レバー・シャケ・玄米・大豆」に多く含まれており、ビタミンB6は「レバー、シャケ、さつまいも、バナナ」に多く含まれています。
なので、この2つのビタミンを効率よく取るためには、レバーやシャケを食べさせると良いでしょう。
しかし、寝たきりの老犬は食欲がかなり減っている事が多いので、普段食べている食事にビタミン剤を入れる、と言う方法もアリですね。
3、老犬用のドッグフードに切り替える
今まで「全年齢用」や「成犬用」のドッグフードを与えていた場合は、老犬用のフードに切り替えることで下痢を改善できる可能性があります。
なぜなら、同じドッグフードでも、成犬用はタンパク質を多めに入れているのに対して、老犬用は消化に優しい原材料を使ったり、たんぱく質の量を抑えてビタミンを増やした作りになっているからです。
例えば、アイムスの11歳以上用のように、老犬用のフードには免疫力を上げる「ビタミンE」が入っていたり、関節の健康維持のためにグルコサミンが配合されていたりします。