ドッグフードに野菜を混ぜるべき3つの理由とおすすめの野菜・ドッグフード
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あなたは、「ドッグフードに野菜を混ぜても良いの?」と、疑問に感じていませんか?
そこで今回は、ドッグフードに野菜を混ぜるべき3つの理由とフードに混ぜるオススメの野菜を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
ドッグフードに野菜を混ぜるべき3つの理由とは?
ネットで「ドッグフード 野菜」と検索して色々調べてみると、「ドッグフードは完全栄養食だから、野菜を混ぜるべきではない」と言う意見を良く見かけます。
(完全栄養食=犬に必要な栄養が全部入っている食べ物のこと)
確かに、ドッグフードを食べるだけで犬の栄養バランスは良くなりますが、以下の3つの理由があるからこそ、ドッグフードに野菜を混ぜるべきなのです。
1,酵素を取って体の解毒ができる
生の野菜には「酵素」が多く含まれており、ドッグフードと混ぜることで、犬の体の解毒、呼吸・血流・消化などの様々な生命活動のサポートをしてくれます。
野菜に含まれる酵素は、犬の体温ぐらいの温度(35度程度)で最も活発になりますが、50度以上で加熱調理すると多くの酵素が失われるので、原材料を加熱して作られているドッグフードには、酵素がほとんど残っていません。
なので、ドッグフードに野菜を混ぜることで、ドッグフードの弱点である酵素の少なさを野菜がカバーできるのです。
2,水分を多く取ることができる
フードに野菜を混ぜることで、ワンちゃんに水分を効率よく取らせることができます。
じつは、ドライフードには水分量が全体の10%未満しか入っていないので、飼い主さんが意識して犬に水分を与える必要があるのですが、キャベツや人参などの野菜は90%が水分なので、ドライフードの弱点をカバーしてくれます。
実際に、Amazonでも評価が高い「オリジン」のドッグフードには、水分量は10%以下になっていますね。(他のメーカーも、似たようなものです)
引用:Amazon | オリジン (Orijen) アダルト 2.27kg 通販
もちろん、普段から十分に水分補給できてる犬であれば問題ありませんが、犬によっては全く水を飲まない子もいますし、水分不足が慢性化すると腎臓に負担をかけてしまい、尿路結石(おしっこの入り口に石ができる病気)のリスクが増えてしまうので注意が必要です。
3,同じ食事は犬のストレスになる
そもそも、毎日全く同じ食事を犬に与えていると犬がストレスを感じてしまい、そのストレスが元で病気になる可能性もあります。
「ワンちゃんの健康管理は難しい」と感じる飼い主さんも多いですが、結局のところ、犬は人間の体の構造と似た所が多いので、
- 栄養バランスの良い食事をする
- 適度な運動をする
- ストレスを貯めない
この3つができていれば、犬も人間も勝手に健康になるのです。
なので、質の高いドッグフードを与えるのも重要ですが、それと同じくらい 色々な野菜をドッグフードに混ぜて、色々な食べ物・栄養をワンちゃんに与えることでより健康になります。
ドッグフードに混ぜるべき野菜の種類とは?
では、ドッグフードにはどんな野菜を混ぜるのが良いかというと、
- キャベツ
- レタス
- カボチャ
- 人参
- ほうれん草
- ブロッコリー
- 小松菜
等の、基本的に「人間の健康にも良い」と言われている野菜であれば、問題ありません。
ただ、犬は元々は肉食動物だったことから野菜の消化が苦手なので、みじん切りにして食べやすくしたものをフードに混ぜると良いです。
どんなドッグフードが野菜と相性が良いの?
以上の説明から、「ドッグフードの欠点を補うためにも野菜を混ぜるべき」 と言うのが分かりましたが、どのドッグフードを野菜にトッピングさせるべきかも重要になってきます。
なぜなら、ドッグフードも種類によっては栄養価の質が高いものから低いものまであるので、栄養価の高いドッグフードを食べることで 健康を保つことに繋がるからです。
そのためにドッグフード選びで必要な点は、以下の2つです。
1,質の高い鶏肉を使っている
まず重要なのが、質の高い鶏肉を使っているかが重要になります。
私たち人間が普段食べている鶏肉は、「食品衛生法」による厳しい審査を通過したものだけがスーパーに並んでいて、私たちは 安全な鶏肉を食べています。
しかし、ドッグフードは「食品衛生法」に該当しない食材なので、 人間基準では考えられないような質の低い鶏肉が原材料として 使われているリスクがあります。
なので、ワンちゃんの健康維持のためには、人間基準(ヒューマングレード)の安全を満たした鶏肉を使用している ドッグフードを与えた方が良いです。
質の高い鶏肉で質の高いたんぱく質を取って、野菜でビタミンやミネラルを補う事で、より健康になれるわけですね。
2,穀物不使用のドッグフード
ワンちゃんの健康のためには、トウモロコシや小麦などの穀物を原材料に使っていないドッグフードを選ぶようにしましょう。
「トウモロコシや小麦は人間も食べてるから良いでしょ」と思うかもしれませんが、 ドッグフードに含まれているトウモロコシや小麦は粉末にした栄養がない物を使っているので、おススメしません。
では、なぜトウモロコシ等の穀物が入っているかと言うと、ドッグフードの量を水増しして、原材料を安く抑えるためです。 つまり、ワンちゃんの健康には全く貢献していないのです。
本当におすすめのドッグフードとは?
「じゃあ、具体的にどんなドッグフードが良いの?」と疑問に感じると思うので、 以下はおススメのドッグフードを紹介していきます。
アランズナチュラルドッグフード
まずおススメなのが「アランズナチュラルドッグフード」です。
アランズの特徴は、自然素材の食材のみを使用している点で、野菜、豆類、サツマイモを原材料に入れており、 ドッグフードだけでもビタミンやミネラル、 食物繊維が多く取れるように工夫されています。
それに、ワンちゃんのアレルギーの原因になりやすい牛豚肉や乳製品が原材料に入っていないので、 アレルギー体質なワンちゃんにお勧めです。
>> アランズ ナチュラルドッグフード
の公式サイトをチェックする
もぐワンドッグフード
「とにかく質の高いたんぱく質を与えたい!」と言う場合は、「もぐワンドッグフード」が良いです。
もぐワンは原材料の50%以上がタンパク質で構成 されており、そのタンパク質も人間基準(ヒューマングレード) を満たした鶏肉を使用しています。
他にも「サーモン」を原材料に入れているのが特徴です。
サーモンに含まれるタンパク質がワンちゃんに良いのはもちろん、 サーモンには「DHA」や「EPA」と言った頭に良い栄養素も含まれているので、 ワンちゃんの様々な健康をサポートします。
どっちのドッグフードも値段が高くない?
上記で紹介したドッグフードは、どちらも4000円以上の値段がします。
ドッグフードの中でも値段は高い方ですが、本当にワンちゃんの健康を考えた場合に 質の高いドッグフードを選ぼうとすると、どうしても値段が高くなる傾向があるのです。
もちろん「家計が圧迫するから迷う...」と言うのも分かりますが、 これから何年もワンちゃんが健康に育つためにも、毎日の食事には妥協をしない方が良いですよ。