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犬の病気を治す・予防する方法

これで安心!糖尿病の犬に食事療法を行う時の3つのポイント

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犬の糖尿病の食事療法

あなたは、「ウチの犬が糖尿病と診断されたけど、今後どのように食事を与えれば良いのか分からない」と、困っていませんか?

確かに、糖尿病は放っておいたら犬が色々な合併症にかかってしまいますし、かと言って間違った食事をすれば、糖尿病が悪化するので心配ですよね。

しかし、安心してください。

これから紹介する、糖尿病の犬に食事療法をする時の3つのポイントを抑えておけば、糖尿病の犬でも安心して食事が楽しめるようになりますよ。

ぜひ、参考にしてください。

そもそも、犬の糖尿病ってどんな症状なの?

糖尿病の食事療法の説明の前に、「そもそも、犬の糖尿病とはどんな物なのか?」という事をおさらいしましょう。

犬の糖尿病とは、犬の「膵臓(すいぞう)」と言う臓器から出される「インスリン」と言う物質の働きが弱くなって、血糖値のコントロールが苦手になる病気です。

犬は食事を食べると血糖値が上がるのですが、この上がった血糖値を下げる役割がインスリン、ということです。

しかし、糖尿病になるとインスリンが働かないので、血糖値が上がったままの状態になります。
血糖値が上がったままだと、血管がもろくなったり不要な血液の処理が難しくなるので、様々な健康被害が出てくるのです。

糖尿病に犬の食事療法の3つのポイントとは?

つまり、犬が糖尿病になって問題になるのが、「インスリンの働きが弱いせいで、食事で上がった血糖値が元に戻らないこと」にあります。

しかし、逆に考えれば、普段から血糖値が上がりにくい食事を心がけてあげれば、糖尿病の対策になるということですね。

具体的には、以下の3つのポイントを抑えればOKです。

1、炭水化物の多い食材を与えない

糖尿病の犬には、「白米、パン、ジャガイモ」などの炭水化物の多い食材を与えないようにしましょう。

犬が炭水化物を取ると、体内で「ブドウ糖」と呼ばれる栄養素に生まれ変わって、体のエネルギーとなります。
しかし、このブドウ糖は血糖値を上げる一番の栄養素であるので、糖尿病の犬にはオススメできません。

逆に、犬に炭水化物を一切与えないと言うのもダメで、あくまでも、炭水化物の少ない食材を与える、と言うのがポイントになります。

例えば、白米を普段のエサとして与えていた場合は、玄米に切り替えることで炭水化物を抑えれますし、白米やパンの量を減らして野菜の量を多くすることでも、炭水化物の量を調整できますよ。

2、食事量を減らして肥満を解消する

糖尿病になる犬の多くは、肥満である傾向があります。

肥満=体に余分なものが入っている」と言う状態なので、その余分なものが体内の膵臓などの臓器の働きを邪魔してしまい、糖尿病を悪化させてしまいます。

「ウチの犬が肥満はどうか分からない」と言う人は、犬の脇腹や背中を軽く押して、骨の感触がない場合は肥満だと言えるのでチェックしてみてください。

犬の肥満を解消する一番の方法は、食事量を制限することですね。
1日に3食与えていた場合は1日2食にしたり、今までの食事量の2/3まで減らす、と言った工夫をすると良いですよ。

3、キノコ類や海藻類を与える

シメジ、シイタケ等のキノコ類やわかめ等の海藻類には、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれていて、糖尿病と関係のある膵臓(すいぞう)の働きを改善してくれます。

また、きのこ類や海藻類はカロリーがかなり低く、消化されにくい食材なので、血糖値が上がりにくいというのもメリットに挙げられます。

普段から与えている主食(ドッグフードやごはん)を100gほど与えているとすると、キノコ+海藻類で20~30gほど与えてやることで、栄養的にも糖尿病の予防にも良いですよ。

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