この記事には、アフィリエイト広告を使用してます。

犬の病気を治す・予防する方法

犬が心臓肥大になった時の食事法やおすすめのドッグフード

投稿日:

犬が心臓肥大になった時の食事法

あなたは、「自分とこの犬が心臓肥大になったけど、今後の食事はどうすれば良いの?」と、悩んでいませんか?

犬が心臓肥大になった場合は動物病院で適切な処置を行うのが重要ですが、同じくらい大事なのが食事療法になります

そこで今回は、犬が心臓肥大になった時の食事法やおすすめのドッグフードを紹介していきます。

ぜひ、参考にしてください。

そもそも犬の心臓肥大って何?

心臓肥大の食事法の前に、そもそも、犬の心臓肥大とは何でしょうか?

心臓肥大とは、文字通り「心臓が大きくなる病気」のことです。
しかし、ただ心臓が大きくなっただけでなく、犬の心臓の筋肉が弱っているから、筋肉をカバーするために心臓の脂肪が増えたということなのです。

犬の心臓は、血液を全身の送ったり戻したりするポンプの役割を果たしているので、このポンプの働きが弱くなると、心臓に関する病気になりやすくなります。

錦戸獣医科病院さんも、犬の心臓肥大に関して以下の様に述べています。

身体は、ある部分が弱ると、他の部分で補ぎなおうとする補完機能があります。そうすることで、生命を維持しようとしているのです。
心臓肥大とは、心臓の筋肉(心筋)が弱くなることで、弱った筋肉をカバーしようと心臓のカベが厚くなっている状態です。 引用:犬、猫の心臓肥大の漢方治療の考え方と症例 | 心臓肥大 | 錦戸獣医科病院

犬が心臓肥大になった時に食事で気を付けること

以上の説明から分かるように、「犬の心臓肥大=心臓が弱っている」ということなので、なるべく心臓の負担にならない食事を犬に与えることが重要になります。

では、心臓に負担にならない食事は何かというと、「犬の血流を改善してくれる食事」です。
先ほども言ったように、心臓は血液のポンプの役割をしているので、血液がスムーズに流れていると、その分だけ心臓への負担も小さくなるというわけです。

そして、犬の血流を改善する食事とは、

  • ビタミンB12
  • 葉酸
  • ビタミンC
  • EPA&DHA
  • ミネラル全般

などの栄養素を多く含む食事なのです。
例えば、ビタミンB12や葉酸は質の高い血液を作る働きをしてくれますし、ビタミンCは免疫力を付けてくれて、EPA&DHAは血液をサラサラにしてくれます。

ミネラルは、体の栄養素がスムーズに働くようにしてくれるので、結果的に犬の心臓への負担を減らしてくれるのです。

犬の心臓肥大に良いおすすめの食材

では、具体的にどのような食材が犬の心臓肥大に良いのかを挙げていきます。

これらの食材は手作り食の材料として使っても良いですし、ドッグフードのトッピングとして使っても効果がありますよ。

緑黄色野菜

ニンジンやブロッコリー、カボチャなどの緑黄色野菜にはビタミン類が豊富に含まれていて、犬の心臓肥大のケアにオススメです。

緑黄色野菜を犬に与えることで、ビタミンCやβーカロテン等の免疫力を付ける栄養素や、ミネラル成分も取れるのも良い点です。

1日に与える量は、全体の食事量の30%程度の量で、みじん切りにして一口サイズに食べやすくすると良いですよ。

犬には与えたらダメな食材もありますが、野菜で食べさせても大丈夫なのは以下の通りです。
(ニンジン、ブロッコリー、キャベツ、小松菜、なす、大根、ほうれん草、ピーマンなど)

マグロやイワシなどの魚には、EPAやDHAと言った血流を改善する成分が多く含まれているので、犬の心臓肥大の助けになります。

他にも、魚には良質なたんぱく質を多く含んでいますし、ビタミンB類などの「炭水化物や脂質、タンパク質の代謝を促す」働きのある栄養素も多いので、良質な血液を作るサポートもしてくれます。

魚はタンパク質が豊富なので、犬にも多くの量を与えても大丈夫ですが、塩や醤油などの味付けを加えずに、骨を取って一口サイズにして与えるようにしてください。

(犬は1日の塩分摂取量が人間に比べて圧倒的に少ないので、塩や醤油を与えると塩分の過剰摂取になるので注意!)

海藻類

わかめや昆布などの海藻類には、ミネラル成分が豊富に含まれていて、犬の心臓肥大ケアに役立ちます。

ただし、市販で売られている漬物の昆布などの加工されている食品ではなく、生に近いわかめや昆布を犬に与えるようにしましょう。

犬の心臓肥大に良いドッグフード

犬の心臓肥大には、以下のドッグフードがおすすめです。

ドクターズケア療法食 ハートケア

名前の通り、犬の心臓病のことを考えて作られたドッグフードで、免疫力を付けるビタミンC、Eや、心臓の負担を減らすミネラル成分が豊富に含まれているのが特徴です。

また、高血圧の原因となる「ナトリウム」の量を減らしたり、心臓の働きをサポートする「リン」の量を増やす工夫をされています、

値段も心臓ケアのフードの中でも手ごろなので、まずはこのフードで試してみると良いでしょう。

(注:ナトリウム自体は犬が生きていくのに必要ですが、取りすぎが心臓に良くない、と言うだけです)

ロイヤルカナン療法食 心臓・関節サポート

ロイヤルカナンのフードも、ナトリウムの量を減らしたり、ミネラル成分を多くした心臓ケア用のフードになります。

他にも、グルコサミン、コンドロイチン硫酸などの犬の関節サポートに役立つ成分も含んでいるので、10歳以上の老犬にはうれしいですね。

 

関連記事