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犬の健康の良い栄養・食べ物

犬の免疫力を上げる4種類の食事を紹介していく

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犬の免疫力を上げる食事

あなたは、「最近ワンちゃんがアレルギーや皮膚病、病気になりやすくなったから、免疫力を上げる食事を取らせてあげたいなぁ」と、思っていませんか?

確かに、自分とこの犬が病気やアレルギーで弱っていく姿を見るのは辛いですし、「少しでも役に立てれば・・」と思うのが親心ですよね。

そこで今回は、犬の免疫力を上げる4種類の食事について分かりやすく紹介していきます。

ぜひ、参考にしてください。

そもそも犬の免疫力って何なの?

犬の免疫力の食事の話をする前に、そもそも、犬の免疫とは何なのでしょうか?
「免疫」と聞くと専門チックで難しく聞こえますが、じつは、免疫は小学生でも理解できるほど簡単な仕組みなのです。

犬の免疫を簡単に言うと、ウィルスや病原菌を体の外に追い出したり退治する体の仕組みのこと、を言います。
私たち人間も風邪を引いたら咳をしたり鼻水を出すことでウィルスを追い出していますが、犬にも同じような仕組みがあるわけですね。

具体的に、犬の免疫の役割を果たしているのは、主に以下の3つです。

  • 粘膜(ねんまく)・・鼻、口、胃、腸などの入り口にあるネバネバしている部分。こいつのおかげで、体内にウィルスが入らないようにしている。
  • 白血球・・血液の中にいる免疫の王様。体内の細菌、ウィルス、有害物質を退治する。
  • 腸内細菌・・腸の中にいる細菌。口や鼻から入ったウィルスや病原菌を退治する。

犬の体には、このように色々な働きをする免疫システムが備わっているんですね。
逆に言うと、病気になりがちだったりアレルギー症状が治まらないワンちゃんは、この3つの内どれかが上手く機能していない、という事が言えるんですね。

つまり、犬の免疫力を食事で上げるというのは、「粘膜、白血球、腸内細菌」の3つの働きを底上げする食事を心がければ良い、という事が言えるのです。

 

犬の免疫力を上げる食事とは何なのか?

ここまでの話を聞くと、
よっしゃッ、今日からワンちゃんに白血球に良い食事ばっかり食わせるぜッ」と、極端な食生活に走る飼い主さんがいますが、免疫力を上げる食事はそんな単純なものではありません。

犬の免疫力を上げるためには、とにかくバランス重視の食事が重要です。
では、具体的にどんな食事が良いかと言うと、以下の4種類を取りましょう。

栄養バランスが優れている食事

何よりも重要なのが、栄養バランスの良い食事をさせることです。
免疫力と聞くと野菜を思い浮かべますが、肉に多いタンパク質にも「粘膜を作る」と言う働きがあるので、免疫力向上には必要なんですね。

具体的な食品を挙げると、

  • 玄米・雑穀
  • 小魚・小エビ
  • 豆類(エンドウ豆とか)

がオススメです。
特に、「ワンちゃんの栄養をしっかりと付けたい」と言う人は、栄養満点の玄米を食べさせれば良いですね。

発酵食品

納豆やヨーグルト、チーズなどの発酵食品には、腸内環境を整えて腸内細菌を活性化させる働きがあります。

納豆には「食物繊維」が多く含まれており、腸内の有害物質や細菌や余分な水分を吸い取って便として体外に出す働きがあります。
また、ヨーグルトやチーズには「乳酸菌」が含まれており、腸内の善玉菌の働きをサポートすることで、腸内にウィルスや悪い細菌が住みにくくなる環境づくりをしてくれます。

ただし、ワンちゃんによっては、ヨーグルトに含まれる「乳糖」と言う成分を上手く消化できずに、お腹を下してしまう犬もいるので、ヨーグルトは少しずつ量を増やすようにしましょう。

ビタミンAやビタミンCの多い野菜

ビタミンAやCには粘膜を作る働きがあるので、ぜひとも取りたい成分の1つです。
他にも、抗がん作用や筋肉・骨・皮膚の生成に必要な成分なので、ワンちゃんの健康・美容(毛並み)の改善に役立ちます。

具体的な食品は、ビタミンAは「レバー、ウナギ、にんじん、カボチャ」などに含まれており、
ビタミンCは「ブロッコリー、カボチャ、みかん、いちご、さつまいも」に多く含まれています。

ビタミンCのその他の効果やオススメの取り方は、以下の記事に詳しく書いているので参考にしてください。

参考記事:犬にビタミンCを与える2つの効果とおすすめの食べ物・サプリ

「水は生きていくために必要だから当たり前だろ?」と思うかもしれませんが、犬の1日の水分量って意外と足りていない場合があります。

犬の大きさや犬種によって多少の違いはありますが、犬の体の6~8割は水分で作られていて、主に栄養を運んだり、体にとって不必要なものを取り除く働きをしてくれています。
つまり、水分を十分に取っているかどうかで、粘膜や免疫細胞にきちんと栄養が行き届いているかどうかが変わってくるわけですね。

犬の1日の必要な水分量の目安は、1kgごとに50mlと言われています。
大ざっぱな目安だと、チワワが約200ml、トイプードルが300ml、柴犬が500mlほどになりますね。

オススメの水の与え方は、食べ物と水を別々に分けるのではなく、人間が食べるスープの様に、水に食べ物を浸して食べさせるのが良いです。
食べ物のだし汁が水に溶けるので、ワンちゃんが水をたくさん飲んでくれるのでオススメです。

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